レザーのジャケットはおって♪
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孤独の中の鏡面<4>のつづき・・・
玲をタクシーで帰らせた後、2時間半だけ眠ってから午前7時半に起床した。
相変わらず玲の「オナニーの手伝い」をした翌朝は疲労が酷い。
プレイ後にシャワーを浴びているのだが、まだ自分の体に玲の体液がこびり付いている様な錯覚と玲の匂いと味を感じる気がしたので、またシャワーを浴び入念に再び歯磨きもした。
入浴後に何気にパソコンのデータフォルだを開いてみると、新しい楽曲のデータが保存されている。
もちろんこんなデータ知らないし、作った記憶なんか無い。
この不可思議で奇妙な現象だがもう10数回目の出来事になっていて、今回に関しては「久しぶり」とも思える程に余裕も出来る『日常』にも近づいている事を実感した。
この現象が起き始めた最初の頃は、どこの誰が作ったか分からないこのデータ(楽曲)を試聴するのに気味の悪さから生じる抵抗感があったのだが、今に至ってはどんな曲なのか興味と好奇心が芽生えている。
DTMソフトのLogicを起動してこの新しい出来立ての楽曲を聴いてみた。
今までのマニアックかつ難解で凝った作りの楽曲とは若干違って、すんなりとメロディが耳に入り取っ付きやすく記憶に残りやすいポピュラーソングだ。
きっとこんな曲が万人受けするのだろうなと感心した印象を残して、本業の為にスーツに着替えて革のカバンを持ち家を出た。
事務所に到着してからは、来客していたプライベートでも付き合いのある同立場の会社経営者の五島(ごしま)と会った。
五島はよく「人を使うのが一番難しい」と口癖の様に呟く。
自分も経営者という仕事の立場上若干名ながら人を使っているが、だけども人を使う事が難しいとは思わない。
何故なら使えない人間を雇っているのだから使えなくて当たり前であって、過度の期待をしてしまっている雇用する側が間違っているからだ。
使える人間だったらもっと報酬が高い大手企業で働いているか独立して雇用する側になっているだろうし、自分の会社のような少数で賄っている小企業なんかで、使える人間が働いてくれる訳が無い。
だから自分は何も期待はしない。
ただ高くない給与で俺の会社で働いてくれて、俺の手伝いをしてくれている事だけに感謝している。
取り巻く環境に過敏かつ執拗に相応せず、常にニュートラルな状態で感情コントロールしていないと会社経営なんか出来ない。
一般的にサラリーマンがよく勤務先の会社でストレスを抱え上司の愚痴や同僚の悪口等を言っている。
しかしながら経営者側は給料も払って、社会保険・厚生年金・労災保険等も払ってあげており、そこまでしてあげている相手がストレスに感じる時の大きさは比較にならない程だ。
五島もそうなのだが、周りの会社経営者で使えない人材に頭を悩ませ、そして鬱状態に陥っている人達を多数見かける。
そんな身近な現状に哀しみを感じながらも、無感情を装ってまた今日も生きる・・・。
次回、孤独の中の鏡面<6>につづく・・・
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玲をタクシーで帰らせた後、2時間半だけ眠ってから午前7時半に起床した。
相変わらず玲の「オナニーの手伝い」をした翌朝は疲労が酷い。
プレイ後にシャワーを浴びているのだが、まだ自分の体に玲の体液がこびり付いている様な錯覚と玲の匂いと味を感じる気がしたので、またシャワーを浴び入念に再び歯磨きもした。
入浴後に何気にパソコンのデータフォルだを開いてみると、新しい楽曲のデータが保存されている。
もちろんこんなデータ知らないし、作った記憶なんか無い。
この不可思議で奇妙な現象だがもう10数回目の出来事になっていて、今回に関しては「久しぶり」とも思える程に余裕も出来る『日常』にも近づいている事を実感した。
この現象が起き始めた最初の頃は、どこの誰が作ったか分からないこのデータ(楽曲)を試聴するのに気味の悪さから生じる抵抗感があったのだが、今に至ってはどんな曲なのか興味と好奇心が芽生えている。
DTMソフトのLogicを起動してこの新しい出来立ての楽曲を聴いてみた。
今までのマニアックかつ難解で凝った作りの楽曲とは若干違って、すんなりとメロディが耳に入り取っ付きやすく記憶に残りやすいポピュラーソングだ。
きっとこんな曲が万人受けするのだろうなと感心した印象を残して、本業の為にスーツに着替えて革のカバンを持ち家を出た。
事務所に到着してからは、来客していたプライベートでも付き合いのある同立場の会社経営者の五島(ごしま)と会った。
五島はよく「人を使うのが一番難しい」と口癖の様に呟く。
自分も経営者という仕事の立場上若干名ながら人を使っているが、だけども人を使う事が難しいとは思わない。
何故なら使えない人間を雇っているのだから使えなくて当たり前であって、過度の期待をしてしまっている雇用する側が間違っているからだ。
使える人間だったらもっと報酬が高い大手企業で働いているか独立して雇用する側になっているだろうし、自分の会社のような少数で賄っている小企業なんかで、使える人間が働いてくれる訳が無い。
だから自分は何も期待はしない。
ただ高くない給与で俺の会社で働いてくれて、俺の手伝いをしてくれている事だけに感謝している。
取り巻く環境に過敏かつ執拗に相応せず、常にニュートラルな状態で感情コントロールしていないと会社経営なんか出来ない。
一般的にサラリーマンがよく勤務先の会社でストレスを抱え上司の愚痴や同僚の悪口等を言っている。
しかしながら経営者側は給料も払って、社会保険・厚生年金・労災保険等も払ってあげており、そこまでしてあげている相手がストレスに感じる時の大きさは比較にならない程だ。
五島もそうなのだが、周りの会社経営者で使えない人材に頭を悩ませ、そして鬱状態に陥っている人達を多数見かける。
そんな身近な現状に哀しみを感じながらも、無感情を装ってまた今日も生きる・・・。
次回、孤独の中の鏡面<6>につづく・・・
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