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レザーのジャケットはおって♪
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先日、とある仕事関係の方たちに誘われて野球の試合に参加させていただきました。

久しぶりの野球ですしスポーツは基本的に大好きなので、張り切って行ったのですが・・・
ルールが野球とは言えないようなもので非常に戸惑いました。


まず、三振はなし。
バッターはストライクを3つ取られてもアウトにはならず、必ず打ってからのゴロやフライなどでないとアウトにならないのです。
さらにピッチャー側からもボール球を何回なげてもフォアボールもないので、あくまでバットで打つまでその人の打席が終わらないです。

その他は・・・盗塁はなし、リードもなし、ランナーの進塁は決まっていてバッターが打って進んだ塁の次の塁までしか進めません。
ですから足が速くても意味ないですし、ボードゲームの野球みたいです。

そして挙げ句の果てには、途中で負けている方はスリーアウトでチェンジではなくファイブアウトでのチェンジになり、更にどうしてもヒットが打てない下手な打者の時にはピッチャーが投げた球を打つのではなくて、練習のノックみたいに自分で打つ事が出来る様にもなりました。


もうここまで来ると「野球」ではないですし、おもしろくもなんともありません。

しかしながらやっている方たち皆さんは「楽しいな!」「おもしろいな!」とおっしゃっていて、見に来ている家族や同僚の人達も「ワー!」「キャー!」と楽しそうに盛り上がっていました。

そんなんですから、自分が途中で何度も

「三振はあった方がいいですよね?」
「ランナーの進塁も行ける所まで行っていいんじゃないですか?」
「さすがにファイブアウトはやりすぎでしょ?」
「ノックで打つって・・・もうこれって野球じゃないですよね?」

という具合に意見すると、全員から

「いいじゃないですか!我々は楽しいんですから」
「そんなプロじゃないし、草野球なんですから好きにしていいじゃないですか!」
「やってる方も見てる方も楽しけりゃいいんですよ!」

何度もこんな感じ言われてこっちが白い目で見られて、完全に自分1人だけ浮いていました。

見に来ている知らないおばさんからも

「何あの人だけ本気になってるの?そんなまともにやっても楽しくないでしょ!」

とまで言われました。


確かに楽しくやれるのが一番なのは分かりますが、しかし何にでもルールというものはありますし、最低限の所はあると思います。

でも、その時の全員は自分とは違う考えの人達ばかりでした。
自分がおかしいのでしょうか?
ちょっと不思議に思いました。


まあ音楽の世界でも同じ様な事はありますよね・・・。

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また現在に新しく作っている曲なんですけど・・・

歌メロは随分前に完成しており、リズムパターンとラフなバッキングも入れていて、次はベースラインを決めて行こうと制作していました。
それでまた今日、続きに取りかかろうとシンセのフェーダーを立ち上げて、とりあえず現段階の出来ているだけの楽曲を聴きますけど、それが聴けば聴く程にどうもイマイチなんです。

今回は他の曲との差別化を図ろうと3連符の曲にしてAメロではボーカルにはささやく様なウィスパーボイスで歌ってもらうつもりでした。
テンポもBPM=80の割とゆっくりめで、曲調はAメロがコードがAから1小節ごとに一番下の音が半音ずつ下がっていく、俺の中では明るさと切なさを共存させるパターンで、Bメロで転調してサビでは7th主体のちょっと複雑なコードでややブルーノートスケール的な盛り上がりでの、明るめで聴かせれるPOPな感じでした。

だけれども曲の設定だけしっかり決めてそれに準じて作っていただけで、音の羅列というか旋律に何の思い入れも込めてませんでした。


基本的には自分は曲を作る時には、滲み出る深い哀しみや喜び、心の奥底に秘めた想いや込み上げてくる熱い想いを音にして旋律を自然と作っていく訳ですけれど、今回の様に気持ちが入ってなくてただ受けが良さそうなだけの曲作りでは、自分で聴いてて非常に薄っぺらいし砂を噛んでいる様な感覚になります。

それでも完成させれば聴いてくれた人は「いい曲だね」とか言ってくれるかもしれませんが、メジャーレーベルでやれている訳でもないのに、そんな虚像の様な楽曲作るんだったら好きなアーティストのコピーをしていた方がまだ気持ちの充実感がある様な気がします。

という事で・・・

今までこの曲に数十時間を費やして来ましたが、ボツにすることにしました。


YOSHI君・・・
また頑張って早く作るのでお待ちください・・・
キーボードをやっている理由(5)のつづき


香子(きょうこ)ちゃんに会ったのは中学2年生の11月でした。
小学校6年生の時に会ったのが最後でしたので、約2年ぶりの再会です。
当時の僕は部活の練習が月曜日しか休みが無かったので、平日の月曜日に学校が終わってそのまま僕の家まで来てくれるという事でした。

その日は少しドキドキしながら放課後の家までの帰り道で、いつものように歩いて帰宅すると家の前に1台の軽自動車が止まっていました。
なんとなくこれかなぁと思っていると、案の定「ガチャ」と扉が開いて制服姿の香子ちゃんが出てきて

「つかさくん!・・・久しぶりだねぇ」

香子ちゃんは満面の笑みで嬉しそうに手を振りながら声をかけて来ましたけど、僕は年頃の照れとカッコつけ両方があって、少しぶっきらぼうなフリの応対でした。

「こんにちは・・・いつも香子がお世話になっています」

香子ちゃんのお母さんも車から降りて挨拶してきました。
初めて見るお母さんでしたが、聞いていたピアノの先生というイメージはなくて少し厳しそうな感じです。
一通り挨拶を済ますとお母さんは近くの所に用事があるようで、香子ちゃんを置いて車を発進させました。
香子ちゃんには僕の家に上がってもらったのですが、なんだか大きくて重そうな長方形の包装された箱を車から下ろして持って来ました。

「その大きな箱は何?」

「もう少し後に教えるね、もう少し待って・・」

香子ちゃんはなんだかじらしているのを楽しそうにしていました。
僕は少々もどかしかったですけど、まあ大人の感じでカッコつけて「ふぅ〜ん」とたいして興味が無いフリをしていました。


それからはお互いの近況報告をしました。
僕の事は相変わらずサッカーばかりしている事、学校の勉強や生活の事、最近ハマっている音楽のことなど。
香子ちゃんは高校生になって熊本の繁華街のファーストフード店でアルバイトをしているようで、バイト先の年上の人達とカラオケBOXに行ったり車で遠出したりと、話を聞いているとやっぱり自分とは違う大人な感じでした。

「所でつかさくんは彼女は出来たの?」

痛い所を突いてきました。

「ちょっと前まで付き合ってた人いたけど、最近は忙しいし今はいらないかな・・・」

「そうなんだぁ・・・じゃぁキスとかもしたことあるんだ?」

「・・・まあ、一応・・・」

「へぇ〜・・・そうなんだ」

もちろんキスなどはしたことありませんでした。
ですけど当然ながら背伸びして強がっての嘘で、今思えば可愛いくらいです。

「バンドにも興味出て来たんでしょ?何か楽器は始めるの?」

「楽器・・・したいけどギターとか高いしね・・・高校生になってバイトとかしないと買えないよ」

「そうよねぇ・・・つかさくんはギターをやりたいの?」

「う〜ん・・・ギターがいいけど、ギターはする人が多そうだから他のでもいいかな・・・」

「そっかぁ・・・じゃキーボードは?」

「キーボード? キーボードはいるバンドがあんまりいないでしょ」

「でもユニコーンとかTM NETWORKとかはいるし、それにキーボードだったら弾き語りとか出来るから色々とバンド以外でも使えるよ」

「キーボードかぁ・・・」

香子ちゃんはキーボードを勧めてきました。

「それにキーボードだったら私が教えてあげれるし・・・実はね・・・つかさくん確か今月14歳の誕生日でしょ?プレゼントにキーボード持って来たんだよ!」

「ええ〜!?本当に?」

香子ちゃんが持って来ていた大きな箱はキーボードの包み箱で、アルバイトして貯めたお金で僕のために買ってくれたのです。
さすがに中高生にしては高額なプレゼントなのですごく恐縮して驚きましたが、楽器が持てるという喜びでとても嬉しかったです。

「ホントにありがとう香子ちゃん!でも高かったんじゃないの?」

「心配しなくていいよ!私はバイトしてるし・・・それにつかさくんには昔から楽器をして欲しかったから・・本当はピアノをして欲しいんだけど、さすがにそれは高いからとりあえずキーボードで」

「マジで嬉しいよ!でも弾けるようになるかなぁ?」

「大丈夫!これからはちょくちょくここに遊びにきて私がちゃんと教えてあげるから!」

内心は「ギターだったらなぁ」とちょっとだけ思いましたけど、でも思ったよりもかなり早く楽器を持てる事が出来ましたし、心から香子ちゃんに感謝していました。

それから香子ちゃんはうちで晩ご飯を食べ、その後に香子ちゃんのお母さんが迎えに来ました。
そして、また近いうちに会ってキーボードのレッスンをしてくれるという約束をし香子ちゃんは帰って行きました。

その後はあまりの嬉しさに寝ないで夜中まで、弾けないのに人差し指だけで色んな音を出してみてキーボードをいじっていました。


次回、キーボードをやっている理由(7)につづく・・・







ずっと前から欲しいギターがあって・・・eagle_dlx_blk.jpg

アメリカのメーカーの
B.C.RichのEagle

すっごく欲しいです

B.C.RichといえばMockingbirdが超有名ですし、これもすっごく欲しいですけど
日本でMockingbirdといえはhideで、彼のフェルナンデスのモデルも中学生の時から大好きです。
あとはアメリカのアーティストが本家のB.C.RichのMockingbirdを使ってますけど(元GUNS 'N ROSESのSlashなど)自分が同じのを使うのはとても恐れ多いですし、イマイチ自分のイメージに合わないかなぁ

でも本当にEagleは憧れですし、マジたまらんです
いつもホームページの画像見ているだけでため息が出ます
まさに恋い焦がれてるって感じかなぁ・・・
最近は、金に執着が強くて性根が悪く腹黒くて弱いくせに強がる「女」なんぞには全く興味無いし、このギターの事を想うだけで胸がキュンと痛くなります(笑)

キーボードをやっている理由(4)のつづき


香子(きょうこ)ちゃんはお母さんの家に引っ越してしまい、僕自身も中学校へ入学と同時に引っ越しをしました。
環境もガラッと変わって新しい生活・・・
思ったよりもすんなりと見知らぬ人達の中へ入り込め、部活もサッカーを選択しての充実した毎日。

そんな中、香子ちゃんからは定期的に手紙が届いていました。

香子ちゃんも新しい住居と高校に入学しての新しい生活・・・
手紙を読む限りでは今までの大変だった日々が嘘の様に、とても平穏で楽しい毎日が送れているようです。
僕もなんとか手紙の返事を書いていましたけど、香子ちゃんは月に2、3回のペースで書いて送ってくるので、正直ちょっと面倒くさいなぁと思う程でもありました。


それから僕が中学2年生になった頃、世の中は空前のバンドブームが起きていました。
エックスやユニコーン、ブルーハーツ、ジュンスカ・・・その他にもテレビ番組「イカ天」から登場して来たたくさんのバンドが、思春期真っただ中の僕らにはとても刺激的で衝撃的で。
今まで部活動という根性論を叩き込まれる毎日で、くたくたになるまで走りまわっている事が馬鹿らしくなるような感じにも思える程でした。
まだサッカー部所属でしたし当然サッカーも続けてはいましたが、「音楽」「バンド」「楽器」というものに完全にハマりかけていく時期でした。

サッカーをやりながらも、テレビやラジオ・・・そして部活後の夜には日課の様にCDレンタルショップに足を運び、お金はもってないので、ただCDジャケットを眺めて喜んでチラシだけをもらって帰ったりで満足していました。
もちろん「楽器をしてみたい」「楽器が欲しい」という欲求も芽生えてましたけど、当然ながら買えるお金も持たないですし、親が買い与えるわけでもありません。
「きっといつか・・・」と心に秘めながらただひたすらと、ラジオで流れる曲をラジカセでカセットテープに録音し、それを擦り切れる程までに繰り返し聴いていました。


相変わらず文通状態の香子ちゃんにも手紙の内容でこの音楽への目覚めも伝えたら、昔から僕にピアノを勧めていただけあって香子ちゃんはとても喜んでくれました。

自分としてはギターを始めたかったんですけど・・・



そんなある日、香子ちゃんから「久しぶりに会おう」と伝えられ・・・

小学6年生の時以来の再会で、最後に会った時から身長15cm伸びた姿を見せる事になりました。


次回、キーボードをやっている理由(6)につづく・・・

プロフィール
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Tsukasa
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男性
職業:
会社経営
趣味:
楽曲制作
自己紹介:
福岡、熊本を中心に音楽活動してます♪
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