レザーのジャケットはおって♪
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家のクローゼットの中の小物入れを久しぶりに整理してたら女性物のハンカチがありました。
ピンク色で水玉の柄
これは自分の物ではありません。
しかしながらすぐに誰の物か思い出しました。
ちょうど10年前の1999年・・
その頃はオーストラリアに住んでました。
一応学校に行ってましたが、ついていけなかったのですぐに辞めてしまって日本食料理店を2つ掛け持ちで働きながらコツコツとお金を貯めて、そして1ヶ月の休暇をもらってオーストラリア縦断の旅に出かけたのです。
まさに「旅」
その頃の住まいがあったシドニーを出発して北方のケアンズというオーストラリアでも赤道に近い、観光地でも有名な都市に向かったのですが、移動手段はというとバスかヒッチハイクか徒歩。
ほとんど懐かしの猿岩石状態で赤道方面へリュック一つと300ドルだけを持って行きました。
旅路は想像以上に過酷
あまりお金が無いから
食事はとにかくどこにでもあるマックのバーガーかリンゴをかじっていました。
寝る所は町の中にいる時はユースホテルやバックパッカーズホテルと呼ばれている安ホテル。
ホテルといっても8畳くらいの部屋に2段ベッドが4つくらい並んでての8人部屋に本当に寝るだけのスペース。
その部屋で同じく旅をしている色々な国の人と出会う事で親しくなって楽しい時間を過ごす事も出来るけど、その反面、盗難にあったり空気感染する変な病気をうつされたりと困った事も何度かありました。
旅人の中には女の子もけっこういたのですけど、女性は怖そうでした。
バスとヒッチハイクでシドニーから約700km離れたゴールドコーストに着きました。
そこではサーファーズパラダイスでサーフィンしたり、ハードロックカフェで飲んだりクラブで踊ったりで少しはお金を使って楽しい時間を1週間程過ごしました。
旅は出会いと別れが常に交錯します。
遠い国で偶然的に知り合えて、お互いの事やお互いの国の事を話して一緒に遊んだりご飯作ったりして仲良くなれたのに・・・
でも皆、旅人
目的地に向けて旅立たなければなりません。
せっかく出会えても別れる時は「もう二度と会えないかも」と思いながら「さよなら」しなければなりません。
もちろん別れを惜しんでその場所に留まり続けることも出来ますけど、お互いがずっとその地にいるということは、やはり難しいです。
別れの悲しみを乗り越えてゴールドコーストを出発し、ブリスベンを経由してタウンズビルに到着しました。
そこでは、日本人の女性と出会えたのです。
旅路での恋(2)につづく・・・
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