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「季節が君だけを変える」
BOOWYの最後のシングル曲のタイトルでサビの歌詞でもありますが、本当に表現が独特で凄いです。
作詞はもちろんヒムロックでBOOWY時代の氷室さんの歌詞は個性的ですごく好きです。
先日に友人とサーフィンに行く車の中でもBOOWYの初期のアルバムである「MORAL」を聴いていましたが、きっとあんな歌詞書ける人いないですし、真似してみたってダサくて陳腐になるだけでムリですよね。
自分も中学生の頃からバンドしてるんで作詞とかも今まで十数曲は書いてると思いますが、なかなか難しいし何よりもいい歳してラブソングとかはこっ恥ずかしいです。
さすがに歌詞から作って曲をつけたことはなかったと思いますが、最近作る歌詞は完全にフィクションモードなので照れも無くなってきました。
やっぱり歌詞はただ単純に「好き」「愛してる」「会いたい」「寂しい」とか実は普段あまり使わない言葉をカッコつけて並べるよりも、ストーリー性があって現実的な言葉で抽象的なキーワードとかが入ってると面白いですよね。
ちょっと説明が分かりにくいと思いますので例をあげると、岡村靖幸さんの「カルアミルク」とか・・・
『電話なんかやめてさ 六本木で会おうよ
今すぐおいでよ
仲直りしたいんだもう一度 カルアミルクで』
これはサビの部分なんですが、なんだか日常の会話みたいじゃないですか?
そんなストレートさと抽象さがあって、思い出の「カルアミルク」という言葉が入ってるお洒落さ。
こういう歌詞は逆に凝ったメロディラインとそれに伴う歌唱力をも必要としますし、実際に歌っている音源を聴いてもらうと分かる通り普通の人ではカラオケでも避けたい程に難しい歌です。
最近はそんな歌唱力を必要とする歌が少なくなりましたよね。
ただ高いキーの歌ばっかりで。
だから宇多田ヒカルの休業は残念でなりません・・・