レザーのジャケットはおって♪
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孤独の中の鏡面<6>のつづき・・・
玲とのプレイとは違って由実とノーマルなセックスに興じた後に、東京の渡辺にメールで自分の楽曲のオケに歌メロのガイドメロディをつけた歌声は入っていない状態で送った。
とりあえず聴いてもらうという段階なので、MP3という圧縮音声ファイルでの送信。
本来なら圧縮して劣化していないより良い音質でのPCMのパルス符号変調で送りたいのだが、意外と機械に疎い渡辺はSkypeなどの他の通信手段を知らなかった。
曲数は3曲、一応書いている歌詞もそれぞれ表記して送った。
この3曲は過去に作った自分の中でも代表的かつ自信作な歌物の楽曲。
一つは「EVER」というタイトルの割とノリのいいリズムトラックがループでベースラインもシンプルなのだが、音作りに時間をかけた斬新なシンセサウンドを取り込んでいるダンス調の曲。
そして80年代のハードロックを思わせる様なテクニック志向の演奏で録音されている楽曲の「Chaos」これはAメロBメロサビが全てキーが違う転調が多い複雑な曲構成になっている。
更にもう一つはベタなバラードである「Still Love」日本人が大好きなピアノとストリングスの綺麗な絡みで空間を作っており、歌メロは暗くならない様にハ長調のCに設定してながらもキーにはとらわれないように、ややポップだが単純なメロディにはならないようにしている。
このパターンとジャンルが違う3曲を送れば十分だし、現在に自分が持っている曲の中ではこれ以上はない3曲でもあった。
所が、3曲を別々にメールで送信した直後にふと妙な考えが脳裏をよぎった。
パソコンのハードディスクの中には自分が作った楽曲以外にもオリジナル曲がある。
突然フォルダ内に勝手に独りでに出来上がっている曲の事を思い出した。
今までに十数曲が奇妙な現象によって作り出されて手元にあるのだが、その中でも最近に玲と会った翌朝に表れた曲は、一度聴いたら耳に残るような素敵なメロディでベタな曲調ではないがポップで誰が聴いても親しみをもってくれそうなかなり出来が良い曲。
誰が作ったか分からないこの曲も送って、渡辺に自分が作った楽曲との比較を純粋に試してたくなった。
もちろん渡辺には曲が「独りでに出来上がっている」などと馬鹿みたいな話は伝えるつもりはない。
全て自分のオリジナル作品という事でタイトルを「With You」とつけて、最後に4つ目の曲としてこれだけは歌詞無しの状態で渡辺に送った。
「With You」
曲名だけは自分がつけたのだが、誰が作ったのかわからないこの曲。
BPMが130と程よく一定のノリは作り出しながらも、メロディは綺麗で感動的でラブソングの歌詞がピッタリとハマりそうな曲調、聴けば聴く程にいい曲だ。
ベル系の音でガイドメロとして入っている歌のメロディは、キーの幅も広いし歌い手にとっては少々大変かもしれないが逆に歌いこなす事さえ出来れば、聴き手には想いが伝わる様な音の羅列になっている。
何気に聴いているとシンプルな音階だが、コードをじっくり採譜してみるとディミニッシュやオーギュメントなど複雑なコードをふんだんに使ってあって、なんだかイマイチ素直になれない想いをなんとか伝えようとしている恋心を表しているかの様な音使いに感じた。
改めて何度も聴いていると、楽曲の想いに感染されたのか衝動的に歌詞が書きたくなり、それから朝までかけて「ちゃんと上手に愛せているかな?」という愛する人に対する不器用で謙遜的な想いを馳せた、リアルな自分には無い感情をフィクションで書き上げたて再度渡辺にメールで送信した。
次回、孤独の中の鏡面<8>につづく・・・
玲とのプレイとは違って由実とノーマルなセックスに興じた後に、東京の渡辺にメールで自分の楽曲のオケに歌メロのガイドメロディをつけた歌声は入っていない状態で送った。
とりあえず聴いてもらうという段階なので、MP3という圧縮音声ファイルでの送信。
本来なら圧縮して劣化していないより良い音質でのPCMのパルス符号変調で送りたいのだが、意外と機械に疎い渡辺はSkypeなどの他の通信手段を知らなかった。
曲数は3曲、一応書いている歌詞もそれぞれ表記して送った。
この3曲は過去に作った自分の中でも代表的かつ自信作な歌物の楽曲。
一つは「EVER」というタイトルの割とノリのいいリズムトラックがループでベースラインもシンプルなのだが、音作りに時間をかけた斬新なシンセサウンドを取り込んでいるダンス調の曲。
そして80年代のハードロックを思わせる様なテクニック志向の演奏で録音されている楽曲の「Chaos」これはAメロBメロサビが全てキーが違う転調が多い複雑な曲構成になっている。
更にもう一つはベタなバラードである「Still Love」日本人が大好きなピアノとストリングスの綺麗な絡みで空間を作っており、歌メロは暗くならない様にハ長調のCに設定してながらもキーにはとらわれないように、ややポップだが単純なメロディにはならないようにしている。
このパターンとジャンルが違う3曲を送れば十分だし、現在に自分が持っている曲の中ではこれ以上はない3曲でもあった。
所が、3曲を別々にメールで送信した直後にふと妙な考えが脳裏をよぎった。
パソコンのハードディスクの中には自分が作った楽曲以外にもオリジナル曲がある。
突然フォルダ内に勝手に独りでに出来上がっている曲の事を思い出した。
今までに十数曲が奇妙な現象によって作り出されて手元にあるのだが、その中でも最近に玲と会った翌朝に表れた曲は、一度聴いたら耳に残るような素敵なメロディでベタな曲調ではないがポップで誰が聴いても親しみをもってくれそうなかなり出来が良い曲。
誰が作ったか分からないこの曲も送って、渡辺に自分が作った楽曲との比較を純粋に試してたくなった。
もちろん渡辺には曲が「独りでに出来上がっている」などと馬鹿みたいな話は伝えるつもりはない。
全て自分のオリジナル作品という事でタイトルを「With You」とつけて、最後に4つ目の曲としてこれだけは歌詞無しの状態で渡辺に送った。
「With You」
曲名だけは自分がつけたのだが、誰が作ったのかわからないこの曲。
BPMが130と程よく一定のノリは作り出しながらも、メロディは綺麗で感動的でラブソングの歌詞がピッタリとハマりそうな曲調、聴けば聴く程にいい曲だ。
ベル系の音でガイドメロとして入っている歌のメロディは、キーの幅も広いし歌い手にとっては少々大変かもしれないが逆に歌いこなす事さえ出来れば、聴き手には想いが伝わる様な音の羅列になっている。
何気に聴いているとシンプルな音階だが、コードをじっくり採譜してみるとディミニッシュやオーギュメントなど複雑なコードをふんだんに使ってあって、なんだかイマイチ素直になれない想いをなんとか伝えようとしている恋心を表しているかの様な音使いに感じた。
改めて何度も聴いていると、楽曲の想いに感染されたのか衝動的に歌詞が書きたくなり、それから朝までかけて「ちゃんと上手に愛せているかな?」という愛する人に対する不器用で謙遜的な想いを馳せた、リアルな自分には無い感情をフィクションで書き上げたて再度渡辺にメールで送信した。
次回、孤独の中の鏡面<8>につづく・・・
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